「忘れることは良いことだ!」……?
最近、「忘れる」とか「忘れっぽい」に関して、ちょっと考える機会があったのでメモ的に書いておきたいと思います。
自分自身が昔から「忘れっぽい」のは自覚していたんですが、単に記憶力が弱いだけだと考えていました(汗)。
けれど、つい最近ふとしたことから気づいたんです。
忘れる=忘れることによって自分自身を護ろうとしているのではないか?と。
例えば、最も顕著なのは「過去の辛い出来事などを忘れる」こと。
これってつまり、本当に忘れたわけじゃなくて、記憶をココロの奥底に沈めてフタをしてしまうということなんですよね(クサい物に蓋をする、ってやつですね。笑)。
そうすることによって、表面上は「もうあんな辛いことは忘れたわ」となって、今の自分には直接害が及ばないように防衛しているんじゃないかと思うんです。
だけど、それが続くと、脳(?)が勝手に「忘れることは身を護ること」「そのほうが安全」と勘違いして学習してしまい、忘れる=良いことと認識してしまうのでは?
これは、特に幼少期にそのような経験・体験がある場合に顕著になると思います。
何故ならば、幼少期に刷り込まれたことは、大人になるとなかなか思い出すことが無かったりしますが、実はココロの奥底に沈んでいるだけだから気づかないだけなのです。
書いていて気づきましたが、この原理は、いわゆる医源病(いげんびょう)と同じようなメカニズムかも知れませんね。
ちなみに、中島みゆきサンも歌っていますね。「♪ 忘れっぽいのは素敵なことです。そうじゃないですか~?」って(笑)。
このシステム(?)に気づいた時から、自分で「それは誤りで、過去の物事を忘れることなく自分自身を安心安全に護ることが出来る」というような書き換えをしている最中です(これはシータヒーリングを使っています)。
自分が忘れっぽくない自分に出会える日を楽しみにしつつ…笑。