教育の自由化！！

先日のＮＨＫ「地球イチバン」をご覧になった方がどのくらいいらっしゃるか・・・

とても斬新な、とても理に適った教育法を採用しているオランダのリポートでした。

ああいう国は（特に北欧あたりは）、国自体がとても大人なんですねー。

いつもそう思うし、いつも感心させられる

日本もそろそろ、もっと大人になりましょうよって本気で思います。

日本という国は、転ばぬ先の杖が大好きで、一見して過保護にも見えるんだけど、その実、また別の意図があったりするようなところもあり、政治・政策的には結構腹黒い感が拭えない部分を多分に内包していることが多いと感じています。

番組の中でも特に印象的だったのが、教育のしかたや子供たちの発言。

「みんな違って当たり前なんだよ。違っているけど、それは優劣の違いではないんだよ」

「自分がどこまで（※例えば勉強なんかが）できたかじゃなくて、他人と比べても意味ないじゃない」

といったようなことを言っていました。

そうなんですよね。

日本人は敗戦のせいで、目覚ましい復興もしたけれど、その陰では競争が常に付きまとい、常に他人と比べられたり、勝ち負けを過剰に（異常に？）意識するようになってしまったんですね。

他人と比べることは、本当に、自分にとって何の意味もなさないばかりか、自分をどんどん卑下する方向に向かってしまうという副作用のほうが強烈だってことが、まだわかっていないんですね。

そして、そこから抜け出せなければ、いつまで経っても○○さんと比べて私は・・・の繰り返しで、どんどんスパイラルにハマっていくだけです。

そして、イジメや子供の自殺なんかにも、それらは大いに関係してきます。

教育関係者が、本当に１日も早く目覚めてくれなければ、ますます子供の自殺や不登校が増大になっていきます

なんとかしなくちゃ・・・放射能だけに目を向けている場合じゃないんですけどね・・・

Diamond Blue